NFTチケットの役割と代表事例
- 2022/1/13
- NFT
NFTチケット
・NFTチケットの役割について
アーティストに正しく適切な収益を保証する役割と、アーティストとファンを直接結びつける役割、チケットの半券がNFT化されて、それをコレクションにすることができる鑑賞用の役割などかある。NFTチケットは、従来のチケットではできなかった付加価値を様々な形で与えることができるようになる。美術鑑賞用チケット、ライブチケット、スポーツ観戦チケット、映画チケット、サイン会・握手会チケット、コミケ用チケットなど、そこに付加価値をつけるとしたら、どのような事ができそうか考えてみると、NFTチケットの果たす役割はかなり大きなものとなるだろう。
・NFTチケットの実例
①電子チケット販売プラットフォームZAIKO
電子チケットの半券をNFT化して販売できる「Digitama Stubs」のサービスを開始しました。これはファンがZAIKOでチケットを購入する時に、NFT化された半券も同時に購入してZAIKOが運営しているDigitama内でコレクションできるサービスになります。
ZAIKOのリンク: https://zaiko.io
カルダノチェーンを使用して、NFTライブチケットを発行することで、偽造や詐欺を防ぎ、低コストでNFT化を達成することができるようになった。またアーティストがチケットの流通市場から収入を得られる仕組みを作った。それによってチケット詐欺をなくすことや、チケット発行から販売まで全ての流れが追跡可能となる。またアーティストは、チケットの再販価格について独自の価値設定ができるようになる。
(Centrifyのリンク: https://www.centaurify.com)
ポリゴンチェーンを使用して、NFTチケットを発行
またNFLはNBA Top Shotを手がけているDapper Labsと提携してNBA Top Shotに似たマーケットプレイスをFlowブロックチェーン上に構築している。
(NFL: https://nfl.live-nfts.com)
チケット半券「Live Stubs」は、座席番号や日付とリンクしている。最初の配布はSwedish House Mafiaの10年ぶりになるツアー「Paradise Again Tour」で、チケット購入者に配布予定
(Live Nation: https://www.livenation.co.jp)